みなさんも一度は「チキンラーメンに生卵をのせたのに、全然固まらない!」という経験をしたことがあるのではないでしょうか?
私も初めて作ったとき、パッケージの写真のように“ちょうどいい半熟卵”を期待していたのに、いざふたを開けたら「白身がほぼ透明、黄身はそのまま…」という残念な結果に。
しかも電子レンジを使ったら黄身が破裂してしまって大変なことに…。
そこで今回は、チキンラーメンに卵が固まらない原因と、ちゃんと固めるための実践テクニックをわかりやすく紹介します。
卵が固まらないのはなぜ?
理由はシンプル。お湯の温度が卵を固めるには足りないからです。
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卵白は約60℃で固まり始める
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卵黄は約70℃で固まり始める
ところがチキンラーメンは「お湯を注いで3分待つ」調理法。
食べやすい温度に落ちるよう設計されているため、卵をしっかり固めるほどの高温は続きません。
そのため“固まらない卵”になってしまうんです。
卵を固める3つの方法
方法1:熱湯の量と温度を工夫する
卵を固めたいなら「温度を下げないこと」が大事です。
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どんぶりをあらかじめ熱湯で温めておく
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麺と卵を入れてからすぐにふたをする
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卵は真ん中にくぼみを作って沈める
これだけでも白身がある程度固まってくれます。
方法2:ラップで蒸らす
卵をのせたあと、どんぶりにラップをかけておくと熱が逃げません。
私は「ふた+ラップ」の二重構造で試したら、白身がしっかり固まりました。
この方法は簡単で失敗が少ないのでおすすめです。
方法3:レンジ加熱を組み合わせる
ここで注意!卵をそのまま電子レンジに入れると、破裂することがあります。
安全に仕上げるコツは次の通りです。
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チキンラーメンをお湯で2分蒸らす
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その後、ラップをしたまま電子レンジで20〜30秒温める
これなら余熱とレンジの力で卵が固まります。
※加熱時間はあくまで目安です。電子レンジの種類や卵の状態によって異なるため、様子を見ながら少しずつ調整してください。
黄身を半熟にしたいときのコツ
「完全に固めたいわけじゃなくて、とろ〜り半熟がいい」という人も多いですよね。
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お湯を注いでから1分後に卵をのせる
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卵の上に少しだけ麺をかぶせる
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蒸らし時間は通常より30秒長めに
これで「白身は固まるけど黄身はとろ〜り」という理想的な仕上がりになります。
どうしても失敗したときのリカバリー法
「やっぱり卵が固まらなかった…」というときは、アレンジしてしまいましょう。
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卵とじ風:溶き卵を入れて軽く混ぜればふわふわに
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かきたまスープ風:スープを別鍋で温め直し、卵を流し入れる
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炒め物アレンジ:残ったラーメンごとフライパンで炒めてチャーハン風に
私も「失敗作」を卵とじにしたら、むしろ家族に好評でした。
ちょっと応用編:温泉卵をトッピング
どうしても失敗したくない人は、別で温泉卵を作ってからのせるのが一番確実です。
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コンビニで買ってきた温泉卵をのせる
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自宅で70℃のお湯に20分ほどつけて温泉卵を作る
これなら安全に、とろ〜り卵を楽しめます。
実際に試してみた結果
私は3パターンを試しました。
方法 | 結果 |
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普通にお湯を注ぐだけ | 卵がほぼ生のまま |
どんぶりを温めてラップを使用 | 白身が固まり、黄身は半熟 |
蒸らし+レンジ20秒 | 白身も黄身もほどよく固まる |
一番バランスが良かったのは「方法2」。
レンジを使う場合は、加熱時間を短く刻んで調整するのがコツです。
よくある質問Q&A
Q. 生卵をそのまま入れても食べられる?
→ 新鮮な卵を使用すれば基本的に安心ですが、より安全に楽しむためには軽く加熱するのがおすすめです。
Q. 黄身だけ固めたい場合は?
→ 卵をスープに沈める位置を工夫すると、黄身側に熱が伝わりやすいです。
Q. レンジで加熱中に破裂しない?
→ 黄身に小さな穴を開けるか、卵を軽く混ぜてから加熱すると安心です。
まとめ
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チキンラーメンに卵が固まらないのは「温度が足りない」から
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どんぶりを温める・ラップで蒸らす・レンジを活用するのがコツ
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加熱は少しずつ様子を見ながら行うと安全
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失敗しても卵とじや温泉卵アレンジで美味しく楽しめる
「チキンラーメン+卵」はシンプルだけど奥が深い組み合わせ。
失敗も含めて楽しみながら、自分好みの“ベストな固まり具合”を見つけてみてくださいね。
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